小林麻央さんの逝去が思いのほかショックだった

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2017年6月22日、小林麻央さんが亡くなりました。
乳がん闘病中で、ブログをやっていることは知っていましたが、
そのブログを読んだことはほとんどありません。
しばしばネットニュースで取り上げられているのを見かけて、
「有名人は大変だなぁ」なんて思っていました。

そして先日亡くなってしまったわけですが、
まったく関係のないわたしもけっこうショックだったという話を書きます。

小林麻央さんへの印象

小林麻央さん(以下麻央さん)はわたしのひとつ年上です。
テレビでたまに見かけたことがあるなぁ程度で、
特に好きでも嫌いでもない芸能人という存在でした。

下のお子さんはうちの娘と同い年で、学年はひとつ上です。
自分の年も子どもの年も近いということで、
乳がんになったと聞いたときには気の毒だなぁと思ったものです。

わたしのブログへの影響

言ってしまえば単なる芸能人の乳がんということですが、
わたしのもとにも思いがけない影響がありました。
乳がん検診を受けに行った記事へのアクセスが急増したのです。

青地うえだクリニックで乳がん検診と子宮頸がん検診を受けてきました(2022年10月)
大津市京町の青地うえだクリニックで乳がん検診と子宮頸がん検診を受けました。大津市の乳がん検診は40歳以上ですが、青地うえだクリニックなら30代以下もエコーと視触診が4,000円で受けられます。

目立ったのは「大津市 乳がん検診 30代」という検索ワードでした。
この検索ワードだと、たしかにオオツメモが一番上に来ます。
同じ市に住む同世代の女性たちが、麻央さんのニュースを見て、
自分も乳がん検診を受けようと思って検索してくれたのでしょう。
もしかしたら一人ぐらいは受けに行ったかもしれません。

自分のブログへのアクセスが増えてうれしいというよりは、
芸能人の影響力について驚いたできごとでした。

麻央さんのブログ

その後、麻央さんもブログをはじめました。
わたしもごくたまにのぞいてみることがありましたが、
気の毒になってしまって見られなくなりました。

亡くなってからテレビでブログが読み上げられていて、
「ずいぶんお手軽な番組作りだな」とマスコミを非難したくなりましたが、
それ以上に麻央さんの言葉が突き刺さってきました。

中でも印象的だったのがこの一文です。

ブログという手段で
陰に隠れているそんな自分とお別れしようと決めました。

わたしもブログをやっているのにいつも本音が書けなくて、
「こんなこと書いたら嫌われるかな」なんて思いながら、
当たり障りのないことを書いてしまうことがほとんどです。

でも、やっぱり自分が書きたいことを書かないと意味がないのだと、
麻央さんのブログから気付かされました。

たぶんこれまでの自分だったら麻央さんのことを取り上げること自体、
躊躇していたと思います。
この記事を書こうと思ったのは、麻央さんのブログがあってこそです。

生きている者として

わたしはよく死にたいと思ってしまうのですが、
やっぱり生きなくてはいけないと思っているのも事実で、
麻央さんの逝去にはいろいろと考えさせられるものがありました。

麻央さんのような、きれいで仕事でも成功して家族にも恵まれている人でも、
病気になったら亡くなってしまうのだなぁと、当たり前のことを思ったのです。
事実、麻央さんはすでにこの世にいないのに、わたしは生きています。

こんなふうに何も関係ないひとりの主婦でも、
麻央さんの生き方にちょっとだけ影響を受けたということを書き残しておきます。

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