ライター体験談を書いた結果、自分が無職ではないことに気付いた話

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いつもお世話になっているエストリンクスさんのライター募集サイトに、
宮島ムーのライター体験談を掲載していただきました。

在宅ワークをしている人なら少しは役立つ内容が書いてあると思います。
ぜひご一読ください。
(現在はサイトごとなくなりました)

この体験談を書くことで、自分の経歴を振り返ることができました。
どんなことを思ったのか、この記事にまとめておきます。

やっぱりわたしはライターだった

わたしはこれまで「ライターと名乗るのが恥ずかしい」とか、
「ライターというほど仕事していない」とか言ってきました。

しかし、掲載されたわたしの体験談を読んでみると、
たしかにライターらしいことをしています。

この体験談を読んで、
「あなたはライターではない」
と否定する人もあまりいない気がしました。

ライターと名乗らないことが逆に失礼かなという思いも湧いています。
Twitterで「これからライターがんばります!」みたいな方を見るにつれ、
その人たちよりは一応先輩であるわたしが「自分がライターではない」ということで、
ライターを名乗る後輩を否定することにつながるような気がしたからです。

というわけで今度からは自信がないながらも
「ライターの宮島ムーです」と言っていこうと思います。

自分の経歴を客観視する

資格や経歴だけ見ると妙に豪華です。
これが知らない人のプロフィールだったら、
「順調な人生だな」と思うか、「鼻につくな」と思うかの2択です。

しかしわたしは自分にまったく自信がなく、生きる価値のない人間だとよく思います。
自己肯定力が低いということでしょうか。
「自信を持って」と言われても持てないものはしかたありません。

こんな状態なので、わたしは自分の発言にも自信が持てず、
「こんなこと書いたらよくないかな」と発言できないことが多いです。
最近「自分の言いたいことを言えずに死んじゃうのはもったいないな」と気付いて、
ブログやTwitterに本音を書くようになりました。

たとえばこんな暗い話は1年前なら絶対に書けなかったと思うので、
ある意味進歩なのかもしれません。

といっても普段からどんよりしているわけではないですよ。
子育てもありますので、目立たないように粛々と暮らしています。
幼稚園のお母さんたちの間では、ライターをやっていることは秘密です。
(知らないうちにバレているかもしれないけど)

主婦ではなく自称無職

結婚を機に退職して以来、
アンケートや懸賞の職業欄にはいつも「無職」と書いてきました。

「主婦」でいいんじゃないのと思われそうですが、
わたしは家事全般が苦手で主婦と呼べる水準に達していないと思っていて、
それなら「無職」だということで、そう名乗ってきたのです。

たぶん自分に厳しすぎますね。
わかっているのですが、直せるようなら苦労はしません。

前職は公務員

無職になる前は公務員でした。
公務員を辞めたというとけっこう驚かれます。
わたし自身働くのがあんまり好きじゃなかったので、
最初から結婚したらやめたいと思っていましたし、
結婚できなくても独りで食べていけると思って選んだ職業でした。

このマインドがすでに無職っぽいと思っています。

収入があるのに無職?

出産後、なんとなく在宅ワークをはじめました。
「社会とつながりを持ちたい!」といった志があったわけではなく、
もともと文章を書くのが好きだったので、
それでお金がもらえるなら儲けものだと思ったのです。

ちょっとは稼げるようになったので開業して、個人事業主になりました。
しかし夫の扶養範囲だったので、無職に等しいと思っていました。

あるときわたしがいつものように「無職」と書いていたら、
夫から「無職じゃなくない?」と指摘されました。

わたしは本気で自分のことを無職だと思っていたので、
「そうなの?」と驚きを隠せませんでした。

よくよく考えてみれば、無職じゃないのかもしれないと思い当たる節があります。
頼まれた文章を書いたりブログを書いたりして、月にn万円は稼いでいるからです。
ライターと無職の間ぐらいに存在しているのかもしれません。

ライターと名乗れない理由

ライターと名乗れない一番の理由は自信がないからですが、
もうひとつ、無職でいたいという気持ちもあるのではないかと気付きました。

わたしが働いていて一番しんどかったのは昼寝ができないことです。
昼休みに机で寝るのも限度があります。
自由に昼寝をしたくて無職になったのですから、
昼寝ができないほど忙しくなってしまっては本末転倒です。

このようにライターも主婦も無職も中途半端なわたしなので、
何か新しい肩書きを考えるのもいいかもしれません。
オリジナルな肩書きなら名乗ったところで文句は言われませんからね。
ただ、肩書きの内容が伝わらない可能性もあるのが難点です。

エストリンクスさんへの感謝

エストリンクスさんのすごいところは、
わたしのような悩みを抱えたライターにもしっかり付き合ってくれるところです。
本当にお世話になっています。

ライター体験談を書き終わったときには、
「エストリンクスさんからの依頼だからって持ち上げすぎたかな」と思いましたが、
掲載したのを見るとそれほど露骨ではなく、いい感じに仕上がっていると思います。
おそらくどれもわたしの本音だからでしょう。

興味のある方はぜひご覧になってください。
(現在はサイトごとなくなりました)

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