ファイルとデータベースの移転作業を行い、
ネームサーバーの切り替えを行ったのが先週金曜日の16時頃。
よく言われるように3日間=72時間は不安定な状態でした。
人によってロリポップ!につながったり、
エックスサーバーにつながったりしていました。
4日目からはロリポップ!へのアクセスが0になって、
完全に切り替わったことがわかりました。
1週間が経過して、思ったことを書いてみます。
気になる速度は?
ロリポップ!は時間帯によって
ページの切り替えが重くなることがありました。
それと比べるとエックスサーバーは、
たしかに引っ掛かりが少ないように思います。
しかしロリポップ!も重くなる時間帯を除けば
普通につながっていました。
普通につながっていたときと比べると
エックスサーバーのほうが格段に速いということはない気がします。
わたしは以前、ロリポップ!の中で
サーバーを移転してもらったことがありました。
その際、比較的空いているサーバーに入っていたのかもしれません。
サポートメールの返信が早い
エックスサーバーがロリポップ!と違うと感じたのは、
カスタマーサービスの返信の速さです。
ロリポップ!は半日ぐらいかかるところを、
エックスサーバーは3時間ぐらいで返ってきます。
夜中でも返事が来ることがあります。
ロリポップ!の場合はユーザー専用ページの
フォームから送らなくてはなりませんでした。
エックスサーバーはメール同士でもやり取り可能なので、
返信がしやすいです。
データベースが増えた
MySQLとは簡単に言えばブログの記事を入れておく部屋です。
データベースとも呼ばれます。
一方、WordPressで記事をどのように表示するかという情報は
FTPのほうのファイルに入っています。
サーバー移転の際には、
データベースとファイルを移転する作業を行いました。
1つのデータベースは重くなる
いままで使っていたロリポップ!のライトプランでは
データベースのMySQLを1個しか持てませんでした。
わたしは1つのデータベースの中に
9ブログ分の記事を入れていたということになります。
理論上は容量が許す限り入れられるわけですが、
アクセスが増えるとどうしても速度が落ちるようです。
データベースがすっきり
エックスサーバーではMySQLを50個まで持てます。
これまで1つの部屋にまとめて入っていた記事を
それぞれの部屋に分けて入れることができました。
速度の違いは前述したとおりいまいち実感できていません。
しかしMySQLの画面を開くと
各データベースにそれぞれブログの名前を付けてあるので
見た目がすっきりしてわかりやすくなりました。
いままで「データベースがごちゃごちゃするから
新しいブログを展開するのはやめよう」と思っていましたが、
まだ40個作れると思うと制作意欲も湧いてきます。
現状では更新する余裕がないので無理ですが
将来的には増やすことがあるかもしれません。
変えなくていいという安心感
ロリポップ!のときには
「このままずっとロリポップ!でよいのだろうか」
という迷いが常にありました。
エックスサーバーに移転したら、
「これで当分サーバー移転しなくていいな」
と安心しました。
ロリポップ!からエックスサーバーに移転した話は
ネット上でもよく見かけます。
これからWordPressサイト運営を始めようと思っている方は、
最初から思い切ってエックスサーバーにするといいかもしれません。