『ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ人気ブロガー養成講座』を読みました。
著書は「わかったブログ」のかん吉さんです。
といっても、わたしはこの本を読むまで「わかったブログ」を知りませんでした。
ご本人も「ブログは10人のうちの1人に読んでもらえばよい」と書いてあるので、
わたしは9人のほうだったのでしょう。
世の中にはたくさんの人気ブロガーがいることがわかって勇気づけられました。
わたしもごく狭い範囲でなら人気ブロガーになれるのかもしれません。
本の中に「読書エッセイを書こう」という内容があったので、
わたしも書いてみようと思いました。
この本を読んで心に残った6つのポイントをご紹介します。
1.お金を目標にしてはいけない
いきなりグサッとくる内容です。
わたしがブログをはじめたのはほぼお金目当てです。
運よく収入は得られたのですが、
お金目当てでは続かないこともわかりました。
この本ではまず信用や人気を集めることによって、
最終的にお金がついてくると書いてあります。
かん吉さんはブログによって本の出版や講師になる夢をかなえたといいます。
信用や人気を少しずつ集めていくことによって、
わたしにもなにかのチャンスが訪れるかもしれません。
2.人気ブログを作る決意が必要
最初から「人気ブログを作ろう」と決めておくことが大事なのだそうです。
わたしはそんなふうに考えたことがありませんでした。
漠然とPVが増えたらいいな、ぐらいには思っていたのですが、
人気ブログを作れるとは考えていなかったのです。
決意というより覚悟みたいなものでしょうね。
多くの人からブログを読まれることで嫌なこともあるでしょうし、
人気ブログを作る自覚がないと、なかなか伸びないのだと思います。
3.ターゲットを明確に
想定するターゲットを具体的にイメージすることによって、
ブログのコンセプトがはっきりしてくるのだそうです。
いわゆるペルソナというものですね。
わたしは現在5つのブログを更新しています。
このようにテーマは決まっているのですが、
読者のことについて、明確に考えていませんでした。
ペルソナを細かく設定したほうがよさそうです。
4.ブログは楽しく続ける
これが一番心に突き刺さるところです。
わたしはブログをやっていて楽しくありません。
ごくまれに「ブログをやっていてよかった」と感じるときがあって、
こういう瞬間を増やしていけたらいいのだと思います。
そのためにはブログ読者や他ブロガーとの交流が重要だと思うのですが、
わたしはコミュニケーションが極端に苦手です。
話しかけられても何を返していいのかわかりません。
この本では「ありがとうございます」の一言だけでもいいと書いてあって、
救われた気持ちになりました。
問題は話しかける方です。
Twitterで話しかけて無視されたことが数回あって、嫌になりました。
これに懲りずに話しかけられる人が伸びるのだと思います。
5.SEO対策にこだわりすぎるのはNG
この本ではSEOについてあまり触れられていません。
Googleなど検索エンジンからの流入よりも、
SNSでの拡散や、ファンからのブックマークを重視しています。
これまでSEOが最重要だと思っていたので、
SEOのために「何千文字が必要」とか「キーワードを入れる」とか、
巷で言われるセオリーにがんじがらめになっていたことに気付きました。
ブログが楽しくない一因といえるでしょう。
だからといってSNS対策も全然できていません。
Twitter(@muumemo)で積極的にアピールできるようになればよいのですが、
ほかのブロガーが自分のブログ記事を繰り返しアピールしているのをみると
「うっとうしいな～」と思ってしまい、
「わたしはやらないようにしよう」と思ってしまうのです。
こちらも、うっとうしいと思われてもいいからやる人が伸びるのでしょう。
6.同じことを何度も書いていい
同じネタを書くと「これ前にも書いたなぁ」と後ろめたく思っていたのですが、
気にせず書いたらいいみたいです。
ファンなら同じことを何度も読みたいと思ってくれるのだとか。
過去記事が埋もれてしまう問題も悩みの種です。
この本には過去記事をリユースする方法についても書かれています。
古い記事の中にはあらためて書き直したい記事もあるので、
掘り起こしていきたいと思いました。
すべてのブロガーにおすすめ
以上、本を読んで率直に思ったことをお伝えしました。
わたしのネガティブなブログ観が浮き彫りになっただけという気もします。
これからブログをはじめようとしている人にも、
すでにブログを運営している人にも、
参考になる本であることは間違いありません。
素直に実践していけば人気ブロガーになれそうです。
わたしも改善できるところは改善していこうと思いました。
