クラウドワークスやランサーズでは、
タスク方式、プロジェクト方式ともう一つ、コンペ方式のお仕事があります。
わたしはタスクやプロジェクトを専門にしていますが、
先日コンペ方式のお仕事で採用されました。
とてもうれしかったです。
コンペ方式の特徴
コンペ方式はロゴやイラストなど、デザイン系の案件でよく使われます。
クライアントが多くの人からロゴやイラストを募集して、
その中でいいなと思うものを選び、採用者にだけ報酬を支払うという形式です。
いわゆるコンテストです。
選ばれないと報酬がもらえませんが、
選ばれればタスクやプロジェクトより高額な報酬が得られます。
多くの作品の中から選ばれるのは自信が付きますし、
客観的な実績にもつながりますね。
ライティング系のコンペ
デザイン系だけでなくライティング系のコンペも存在します。
主にネーミングやキャッチコピーの案件ですね。
中には作文コンクールのように
長文を求めるようなコンペもあります。
わたしもひとときコンペ応募にハマって、
1ヶ月に100件ぐらい応募したことがありました。
しかしながら全然当選しません。
報酬がもらえたのは1件だけだったと記憶しています。
分配金がもらえることも
中には募集者側が
「いい作品がないのでキャンセルします」
と募集の後にキャンセルすることがあります。
選定確約が「あり」のコンペにもかかわらず
当選作品を選定しない場合は
予定されていた賞金が山分けになります。
ネーミングの場合数十円でしたが、
ちりも積もれば山となるかもしれません。
コンペから引退
100件応募した結果、賞金や分配金を合わせても
たいしてお金にならないことがわかり、コンペからは手を引きました。
たとえばネーミングといっても
ネーミングだけを書いて終わりというわけにはいきません。
由来や長所、ドメイン取得の可否を説明していると
結構な文字数になることがあります。
時間をかけて提案文を書いても選ばれなければお金になりません。
確実にお金がもらえるタスクのほうが得です。
ただこれはセンスの問題で、
コンペに選ばれやすい人にとってはタスクよりずっと稼げると思います。
引退を撤回
以上の理由から、コンペには1年以上手を出していませんでした。
そんな折、面白そうなコンペを見つけたので、気軽に応募してみました。
以前応募していた時には
「何にしよう…どう説明しよう…」
と悩んでいる時間が長かったものです。
今回応募したコンペはすんなりアイデアが浮かびました。
そのアイデアが当選したのですから、本当にありがたいことです。
こういう苦にならないコンペであれば
たまには参加してもいいかな、と引退を撤回したのでした。