クラウドワークスやランサーズでプロジェクトが終わると、
発注者と受注者の双方がお互いの評価をします。
スキルやクオリティなどを5段階で評価するのですが、
暗黙のルールとして問題がなければ「オール5」をつけます。
あれって正直に付けたほうがいいのでしょうか。
報復が怖くてわたしは5ばかりつけています。
クラウドワークスの評価基準
クラウドワークスのFAQページによると、
クライアントを評価する基準は以下のように書かれています。
スキル :発注内容を適切に理解し、必要なスキルを把握していましたか?
クオリティ :適切な指示のもと品質管理を行っていましたか?
スケジュール :発注内容と締切は適切に設定されていましたか?
コミュニケーション :仕事を進める上でのコミュニケーションはどうでしたか?
パートナーシップ :仕事を進める上で、協力的な姿勢はありましたか?
いつもよく考えずに5点満点を付けていますが、
各観点に気を配って付けないといけないんですね。
ランサーズの評価基準
一方、ランサーズの評価項目は以下のとおりです。
依頼内容のわかりやすさ
スケジュール感
対応(コミュニケーション)
予算(コスト)
知識(リテラシー)
クラウドワークスと比べると、ちょっと漠然としていますね。
こちらもよく考えていませんでした。
評価を下げたかったクライアント
本当はちょっと評価を下げたくても、
相手から報復で悪い点を付けられるのが怖くて、
結局「5」をつけてしまうことが多いです。
これまでにちょっと嫌な思いをした例を2件紹介します。
連絡が途絶えたクライアント
複数の記事を契約して、1記事ずつ納品していくスタイルでした。
1記事を納品して、次の記事のテーマを教えてもらう形です。
まとめてテーマがもらえれば一気に書けるのに、
一つずつ小出しにされるのも結構ストレスでした。
しかもだんだん連絡の間隔が空くようになってきて、
1ヶ月放置されたことがあります。
他の人の評価を見ると
「連絡をこまめに取ってくれました」と書いていました。
わたしだけが放置されたのか、
その人も放置されて、皮肉で言っているのかわかりかねます。
文字数が違うと言い張るクライアント
「500文字~1000文字を10記事」と書いてあったので、
10記事とも500文字~600文字程度で納品しました。
すると「これでは文字数が少なすぎる」と言うではありませんか。
「依頼文の書き方ではこれで問題ないはずだ」と主張したのですが、
クライアント側も「これでは報酬を支払えない」と言うので、
10記事中の2記事だけ文字数を増やすことで手を打ちました。
相手側から評価にオール5を付けてくれたので
こちらもオール5をつけましたが、
いま思い出したら評価を下げて良かったかもしれません。
悪い評価をつける勇気がない
ちょっとしたトラブルがあっても、報酬は支払われていますし、
悪い評価を付けるほどでもないと自分を納得させています。
でもこんな評価では意味がないですよね。
自分が嫌な思いをしたのは事実なので、評価を下げてもいいのだと思います。
他の人もこんな感じでしょうから、
5点満点はあまりあてにしないで見ています。
逆に低い評価を付けられている人を見かけると、
「よっぽど問題があったのかな?」と思ってしまいます。